どんな資格?保育士

保育士とは

更新日: 2024/01/26

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保育の専門的知識と技術があり、児童への保育・保護者への保育指導を行う人!

保育士は『児童福祉法第十八条の四』によると、保育士資格を有していて、かつ保育士登録簿に氏名、生年月日その他厚生労働省令で定める事項の登録を受け、保育士の名称を用いて専門的知識及び技術をもつて児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう、とされています。
簡単にまとめると、保育士とは保育の専門的知識と技術があり、児童への保育・保護者への保育指導をおこなう人のことを指します。
また、保育士として働くためには保育士資格を取得しなければならない、ということです。

なお、保育士資格は国家資格で名称独占資格となっていますので、有資格者以外が保育士を名乗って保育の職業につくことはできません。

以下より、保育士資格の取得方法や保育士として働くまでの手順をご紹介します。

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待機児童問題の原因の一つとして保育士不足が挙げられるなど、保育士需要が増しているなか注目の職業といえるでしょう。
さらに、出産後に働きたい人、病気など様々な事情で子供の面倒を見られない人など、保育士の役目はとても重要なのです。

保育士の資格を取得するには

試験合格と養成学校卒業、2つのルートがあります!

保育士資格を取得するためには『保育士試験で合格する』『養成校(専門学校・短大・大学)を卒業する』の2つのルートがあります。 保育士の資格を最短で取得したい場合は、『保育士試験で合格する』ルートを選ぶとよいでしょう。
ただし、保育士試験には『受験資格』がありますので、よく確認するようにしましょう。
保育士試験で合格するするルートの資格取得までの手順を紹介します。

1.受験資格を満たす

2.保育士試験の申込み手続き
【申込締切】
前期試験:1月下旬頃 / 後期試験:7月下旬頃

3.筆記試験受験
【試験実施時期】
前期試験:4月下旬頃 / 後期試験:10月下旬頃

4.筆記試験の合格発表
【合格発表時期】
前期試験:6月下旬頃 / 後期試験:11月下旬頃

5.実技試験受験
【試験実施時期】
前期試験:7月上旬頃 / 後期試験:12月中旬頃

6.実技試験の合格発表
【合格発表時期】
前期試験:8月上旬頃 / 後期試験:翌年1月中旬頃

7.保育士資格取得
郵送により合格通知書の受け取り

試験は毎年2回(前期・後期)で実施されています。
受験資格を満たしていていれば、受講申し込みから資格取得まで最短6ヶ月ちょっとで資格取得が可能です。
受験申し込み手続きが済めば、あとは試験に向けて準備をするのみです。
試験対策を独学で進めることもできますが、より確実に合格を目指したい方はスクールが開講している保育士試験対策講座を検討されてみるのもよいでしょう。
講座受講される際には、受講開始時期が間に合うのか確認は必須ですよ。
スクールや学習方法(通学講座・通信講座)によっても変わる場合もありますが、約6ヶ月程度の期間で組まれているようです。
標準学習期間を目安にして、余裕をもって学習に取り組むようにしましょう。

>> 保育士受験対策講座のスクール一覧(一括資料請求可能)

ちなみに『養成校(専門学校・短大・大学)を卒業する』ルートの場合は、多くの学校の入学時期が4月のみで資格取得までに2〜4年かかります。
ただし、幼稚園教諭の免許が同時に取得できたり、保育園などで現場実習が行えるなど、時間とお金に余裕がある方は検討されてみてもよいかもしれませんね。

保育士として働くには

資格取得後に『保育士登録簿』への登録手続きが必要!

保育士になるためには、資格を取得した後に『保育士登録簿』への登録手続きが必要となります。保育士資格取得してから、働くまでの順序をまとめました。

1.登録手続きを行う
◎登録事務処理センターから「保育士登録の手引き」を取り寄せる。
※登録に必要な申請書、振込用紙などが同封されています。
◎郵便局で登録手数料4,200円を振り込む。
注)振込み用紙に、受付印を押してもらっているか確認をしましょう。
また、振込みは郵便局の窓口のみとなっています。(ATMでの振込みは不可)
◎登録事務処理センターへ書類を送付。
(登録手続き完了)
送付書類は、必要事項などが記入された「保育士登録申請書」「振替払込受付証明書」などが必要になります。
この他に、資格を取得したことを証明する書類、「指定保育士養成施設卒業証明書」「保育士試験合格通知書」などを同封します。
送付先は各都道府県に対してではなく、都道府県から委託されている登録事務処理センターになります。
また送付の際は、郵便局の簡易書留郵便で送る必要があるので注意しましょう。

2.保育士証の交付
登録の手続き後に申請先の都道府県で審査が行われます。
無事審査が通ると、各都道府県の保育士登録簿へ登録され、保育士証が交付されます。
保育士証は、登録事務処理センターから簡易書留郵便で郵送されます。
※申請から交付までの期間は、2ヶ月程度。

【3.保育士として働く】
保育士証が交付されたら、晴れて保育士として保育園などで働くことができます。
就職に関しては比較的求職者側が有利な状況となっているようです。
自分に合った勤務先を探すには、複数の保育園を見学するなど自分の目でしっかりと確認するとよいでしょう。
自力で応募するのも手ですが、人材紹介サービスを利用と便利ですね。
コーディネーターが仕事に求める条件を細かく聞き取り、条件にあった最適の働き先を探し出してくれるはずです。
一例ですが、保育士人材紹介サービス利用をお考えの方は『保育士.net』をぜひご覧ください。

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