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喀痰吸引等研修とは

更新日:2018/11/15

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はじめに

本記事では喀痰吸引等研修について解説します。

喀痰吸引等研修とは?受講するメリットは?

「たんの吸引等」実施に必要な知識・スキルを身につける研修です。

喀痰吸引等研修とは、「たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)」と「経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)」を行える介護職員等を養成するための研修です。基本研修と実地研修に分かれていて、両方修了することで、医師の指示や看護師との連携のもと「たんの吸引」「経管栄養」が実施できるようになります。
尚、喀痰吸引等研修は医療行為を行う対象者(不特定多数の方と特定の方)によって研修内容が変わってきます。対象者に合わせて必要な研修を受けるようにしましょう。
>> 【喀痰吸引等研修種類別】実施可能な行為と対象者

喀痰吸引等研修の受講メリット

喀痰吸引等研修を受講するメリットについてご紹介します。

〇現場から求められる介護職員になれる
自力でたんを出す事ができず、職員によるたん吸引が必要な方や、口から食事ができず経管栄養により栄養を摂る必要がある方の支えとなるスキルを習得。多様な利用者に対応できる技術で、現場で必要とされる介護職員を目指すことができます。

〇実践的な技術が身につく
講義・演習・実地研修で「たんの吸引」「経管栄養」の知識、技術を学びます。現場で実際に使われる機材を使用した演習や施設での実地研修により、実践的な技術を身につけることができます。

〇介護職員としてのスキルアップにつながる
「たんの吸引等」の専門技術を身につけることで、これまでより幅広い利用者に対応できるようになります。介護職員としてのスキルアップにもつながりますね。

介護職員として仕事領域を広げたい方は、受講を検討されてみても良いかもしれませんね。

喀痰吸引等研修は『基本研修』『実地研修』に分かれている!

基本研修とは?

喀痰吸引等研修の基本研修には、講義と演習があります。講義は50時間、演習は項目により実施回数が決められています。科目と時間数・実施回数をまとめてみました。

▽基本研修【講義】

講義項目 講義時間数
人間と社会 1.5
保健医療制度とチーム医療 2
安全な療養生活 4
清潔保持と感染予防 2.5
健康状態の把握 3
高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論 11
高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論実施手順解説 8
高齢者及び障害児・者の経管栄養概論 10
高齢者及び障害児・者の経管栄養実施手順開設 8
筆記試験 1
合計 50

▽基本研修【演習】

演習項目 演習実施回数
喀痰吸引・口腔内 5回以上
喀痰吸引・鼻腔内 5回以上
喀痰吸引・気管カニューレ内部 5回以上
経管栄養・胃ろう又は腸ろう 5回以上
経管栄養・経鼻経管栄養 5回以上
救急蘇生法 1回以上

厚生労働省 喀痰吸引等研修〜研修課程(2)』を参照

実務者研修の科目「医療的ケア」でも同内容を学ぶことができます。喀痰吸引等研修の基本研修と実務者研修の受講料はそれぞれ15万円程度で、そこまで大きな差はありません。介護福祉士の受験資格を得られる、介護の専門知識・スキルも得られる点も考えれば、実務者研修受講で検討されてみてはいかがでしょうか。

実務者研修について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧下さい。無料で資料請求もできます。

実地研修とは?

「たんの吸引等」の処置をするには、実地研修の修了が必須です。5項目『口腔内の喀痰吸引、鼻腔内の喀痰吸引、気管カニューレ内部の喀痰吸引、胃ろう又は腸ろうの経管栄養、経鼻の経管栄養』となっていて、各項目で実施回数も決められています。
項目ごとの実施回数を一覧でまとめてみました。

○実地研修
※回数は項目により異なります。

研修項目 研修実施回数
喀痰吸引・口腔内 10回以上
喀痰吸引・鼻腔内 20回以上
喀痰吸引・気管カニューレ内部 20回以上
経管栄養・胃ろう又は腸ろう 20回以上
経管栄養・経鼻 20回以上

厚生労働省 喀痰吸引等研修〜研修課程(2)』を参照

『実施可能な行為と対象者』によって研修パターンが分かれる!?

第1号、第2号、第3号研修に分かれています。

喀痰吸引等研修は、実施可能な行為と対象者により『第1号研修、第2号研修、第3号研修』に分けられています。
第1号・2号研修は不特定多数のご利用者を対象としていて、第3号研修は在宅の重度障がい者に対する喀痰吸引等のように「特定の対象者に対して喀痰吸引等を実施する」ために必要な研修です。
以下でまとめてみましたので、参考にしてみてください。

▽【喀痰吸引等研修種類別】実施可能な行為と対象者

研修種類 実施可能な行為 対象者
第1号研修 ・喀痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)
・経管栄養(胃ろう又は腸ろう、経鼻)
不特定多数のご利用者
第2号研修 ・喀痰吸引(口腔内・鼻腔内)
・経管栄養(胃ろう又は腸ろう)
第3号研修 ・喀痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)
・経管栄養(胃ろうまたは腸ろう・経鼻)
特定のご利用者
筋萎縮性側索硬化症(ALS)またはこれに類似する神経・筋疾患、筋ジストロフィー、高位頚髄損傷、遷延性意識障害、重症心身障がいなどを患っている療養患者や障がい者

どのようなシチュエーションで「たんの吸引等」の知識・スキルを身につけたいのか、考えながら必要に応じた研修を受けるようにすると良いですね。

※尚、第3号研修の基本研修では【講義・演習】の区別はなく、統一されています。また、合計時間も9時間と短くなっています。
第3号研修の項目と時間数について、まとめてみました。

▽第3号 基本研修

項目 時間数
重度障害児・者等の地域生活等に関する講義 2
喀痰吸引等を必要とする重度障害児・者等の障害及び支援に関する講義 6
緊急時の対応及び危険防止に関する講義
喀痰吸引等に関する演習 1
合計 9

喀痰吸引等研修の受講先を探すには

各都道府県の実施団体HPを参照してみてください。

喀痰吸引等研修を実施している事業者は、各都道府県のホームページにて公開されています。都道府県によって掲載の方法が異なります。

喀痰吸引等研修のおすすめスクールを紹介!

ここでは、都道府県知事から認定を受けて喀痰吸引等研修を開講しているおすすめのスクールを紹介します。比較検討する際の参考にしてみてください。

スクール名 受講料(税込) 開講拠点 / 最寄駅 資料請求
EDC医療福祉学院 第1号研修・第2号研修
いずれも133,000円
仙台駅前教室:
宮城県仙台市青葉区中央
(あおば通駅より徒歩6分)
資料請求
日本キャリアパスアカデミー 第1号研修 181,440円
第2号研修 170,640円
いずれも実地研修先の紹介あり
本校:
埼玉県さいたま市浦和区
(浦和駅より徒歩5分)
資料請求

以下スクールでも喀痰吸引等研修を開講しています。

◎ジャパンホームケアスクール
開講教室:
本校(愛知県名古屋市中区錦三丁目)

◎未来ケアカレッジ
開講教室:
【関東エリア】
池袋教室(豊島区池袋)

【東海エリア】
名古屋駅前教室(愛知県名古屋市中村区)

【関西エリア】
三宮教室(兵庫県神戸市中央区)
天王寺教室(大阪府大阪市阿倍野区)
京橋教室(大阪府大阪市都島区)
奈良教室(奈良県奈良市本子守町)

◎福祉の教室 ほっと倶楽部
開講教室:
【関東エリア】
新宿校(東京都新宿区西新宿)
横浜駅前校(神奈川県横浜市西区)
千葉駅前校(千葉県千葉市中央区新町)
大宮校(埼玉県さいたま市大宮区)

【関西エリア】
梅田駅前校(大阪府大阪市北区)
天王寺駅前校(大阪府大阪市阿倍野区)
三ノ宮駅前校(神戸市中央区雲井通)

◎フロンティア介護スクール
本校(愛知県名古屋市東区泉)

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