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登録販売者試験の難易度と合格ライン

更新日:2018/10/29

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はじめに

登録販売者試験は難しいの?本記事では下記についてご紹介します。

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登録販売者試験は難しいの?

合格基準点を獲れれば難しくはない!

登録販売者試験は、原則として合格基準点が『全体の7割以上の得点、且つ各試験項目ごとの出題数に対して3.5割以上の正答』と決められています。そのため、しっかりと試験勉強をして合格基準点が獲れればそこまで難しくはない試験といえるでしょう。
登録販売者試験は2015年実施の試験より『実務経験が無くても受験可能』となり、受験しやすくなっています。その影響もあってか、受験者数は2014年は約3万人程だったのが2015年では5万人弱、2016年には5万人を超えるほどまで増加しています。

参考までに2013年〜2017年までの受験者数と合格者数、合格率の推移をまとめてみました。

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医薬品登録販売者試験データ(全国合計数値)

実施時期 受験者数 合格者数 合格率
2018年 -人 -人 -%
2017年 61,126人 26,606人 43.5%
2016年 53,346人 23,321人 43.7%
2015年 49,864人 22,901人 45.9%
2014年 31,362人 13,627人 43.5%
2013年 28,527人 13,381人 46.9%

※厚生労働省HP、日本経済新聞出版社 書籍、薬事日報を参照
※試験は都道府県別に実施され、日程、試験問題、合格率はそれぞれで異なります。

受験者数は年々増加していますが、合格率は2015年が45.9%、2016年が43.7%、2017年が43.5%と大きく変わっていませんね。合格ラインの変更もありませんでしたので、試験難易度はあまり変わっていないということになると思います。 合格率が下がったのは問題の難易度が上がったのではなく、事前知識が少ない、業務未経験の受験者が増えたからだと推測されます。
合格ライン(合格基準点)のルールについては、次の項目で詳しく紹介します。

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登録販売者試験の合格ラインは?

登録販売者資格試験は原則として全体の7割以上得点することとされています。問題数は全部で120問(1問1点)なので、84点以上が合格ラインといえるでしょう。

「原則7割」としているのは、その年や地域によって合格難易度の差が出ないように、調整する余地を残しているからです。例えば問題を難しくしすぎて84点以上得点した人が極端に少ない時は、合格基準点を83点以下にするなどの調整が考えられます。但し、過去の試験で正答率7割以外の合格ラインになったことはありません。

また、注意しなければならない点として、各科目4割もしくは3.5割(都道府県により異なる)以上得点するという条件があることです。登録販売者試験は5科目に分かれているので、苦手科目を作らないように勉強することが大事になります。

受験者数は増えていますが上位何名が合格、というルールではありません。よって、今のところ試験難易度とは関係ないでしょう。とにかく合格基準をクリアすることが大事であり、自分との闘いになるでしょう。年1回しかないことを考慮すると確実に一発合格したいところです。

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都道府県による難易度の違い

登録販売者試験は、都道府県ごとに実施されます。日程が異なるので、試験問題が違います。試験問題が違えば問題の難しさも都道府県によってムラがあるということになりかねません。そうならないように、厚生労働省は「試験問題の作成に関する手引き」を打ち出しています。出題範囲などのガイドラインを示すことで、試験難易度について格差が生じないようにするとともに、一定の水準が保たれるような試験にする狙いがあります。

合格基準についても、明らかに特定の都道府県だけ合格者が多かったり少なかったりしないように調整の余地が残されています。

このように難易度の格差がなくなるような取り組みをしていますが、実際の合格率は都道府県ごとにかなりの差があります。2017年試験の結果を見ると北海道の合格率は62.4%ですが、山口県の合格率は27.1%です。問題の傾向が都道府県によって異なる可能性があります。

都道府県別合格率ベスト3とワースト3

実施時期 ベスト ワースト
2018年 第1位 -%
第2位 -%
第3位 -%
第47位 -%
第46位 -%
第45位 -%
2017年 第1位 北海道 62.4%
第2位 宮城県 62.1%
第3位 秋田県 60.5%
第47位 沖縄県 26.7%
第46位 鳥取県 27.1%
第45位 山口県 27.1%
2016年 第1位 兵庫県 55.8%
第2位 静岡県 55.7%
第3位 愛知県 55.2%
第47位 島根県 26.9%
第46位 山口県 28.5%
第45位 岡山県 30.4%
2015年 第1位 岩手県 66.2%
第2位 北海道 65.0%
第3位 秋田県 64.2%
第47位 愛媛県 22.6%
第46位 高知県 26.1%
第45位 香川県 27.5%
2014年 第1位 静岡県 57.2%
第2位 岩手県 56.6%
第3位 兵庫県 55.2%
第47位 佐賀県 16.5%
第46位 鹿児島県 17.7%
第45位 宮崎県 18.3%

もちろん受験者数の規模の違いもあり、合格率の差がそのまま難易度の差とはなりません。繰り返しますが、外部要因は関係なく、とにかく自分が受けた試験で7割以上正解することが重要です。

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他資格と比べた場合の難易度は?

国家資格の中では取得しやすい資格といえる!

登録販売者は国家資格です。登録販売者は受験資格と合格率の2点から比較的取得しやすい国家資格といえるでしょう。

国家資格の中には、受験資格に実務経験や学校で特定科目の修了など、目指してから取得まで期間を要するタイプ(例:介護福祉士、栄養士など)があります。 その点登録販売者は受験資格がなしに変更されました。誰でも受験できるというのはありがたいですね。

医師や弁護士などの合格率数%の超難関資格は別として、同じく受験資格のない、宅地建物取引士(約15%)や危険物取扱者乙種4類(約40%)あたりが比較対象となるでしょう。

どの国家資格も分野が異なるので、単純比較はできませんが、受験資格と合格率を比べた限りでは、登録販売者は取得しやすいと思います。

ちなみに、登録販売者の親資格でもある薬剤師は、6年間大学の薬学部に通い、薬剤師国家試験に合格する必要があります。国家試験の合格率は約80%と高いのですが、そもそも薬学部に入るところが難関ですし、既に社会人の方にはよほどのことがない限り縁のない資格です。

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調剤事務の資格取得よりは難しい!?

「受験資格がない」「薬に関する資格』という共通点のもと、調剤事務管理士(R)技能認定試験との難易度を比較してみました。

◎合格点を取る難易度
登録販売者試験、調剤事務管理士(R)技能認定試験はどちらも合格基準が全体の7割以上の正答となっています。しかし調剤事務管理士(R)技能認定試験の合格率は60%程度なので、登録販売者よりは簡単ということになります。さらに参考資料を持ち込みできたり、在宅試験ができたりと、総合的に調剤事務管理士のほうが取得しやすいと思います。

◎試験時間・出題内容の違い
登録販売者試験は4時間(午前・午後で各2時間)、調剤事務管理士(R)技能認定試験時間は2時間かけて行われます。単純に試験時間だけで比べると、医薬品登録販売者試験の方が長時間で集中力が必要な難しい試験と感じる方もいるでしょう。ただし、調剤事務管理士(R)技能認定試験には実技の問題もあります。登録販売者には実技試験がありません。

◎試験回数の違い
登録販売者試験は年1回、調剤事務管理士(R)技能認定試験は年6回(1,3,5,7,9,11月)となっています。登録販売者試験の方が『今年の試験で合格しなければ来年まで受けられない』というプレッシャーはあると思います。

難易度の差はありますが、資格取得後に薬に関わるお仕事をする上で、どちらも重要な試験であることは変わりません。

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試験で一発合格!そのコツとは?

試験対策をしっかりと進めていくことはとても大切ですが、合格基準点を満たすことが試験合格には必要です。120点満点を取る必要はないのです。ここで、確実に点数を取る方法や試験当日に活かせるちょっとしたテクニックについて紹介したいと思います。是非、参考にしてみてください。

得意分野は確実かつスピーディーに解く!

試験は、限られた時間内(午前・午後各120分)で問題を解かなければなりません。そのため、解答に時間がかかってしまうと手を付けられない問題が出てきてしまう可能性があります。得意分野をスピーディーかつ確実に正解を導き、苦手分野の問題に解答時間を充てると良いでしょう。
ただし、急ぐあまり正解をマークし間違えたりしないように注意しましょう。実際に受験した方で『マークをし間違えた』といったケースもあったようです。
試験時間が半分過ぎたあたりで解答ペースが順調なのか、遅れ気味なのか振り返ってみることもおすすめします。こまめな時間チェックも案外重要ですよ。

マークシート方式を上手く活用する!

試験はマークシート方式で行われます。解答に迷った際には、明らかに正しい、もしくは間違っている選択肢を外して正解率を高める方法も有効です。問題によって紛らわしい引っかけ問題の可能性もありますので、選択肢の内容をよく確認したうえで実施するようにしましょう。

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登録販売者にできることは?

一般用医薬品(第2類・第3類に限る)販売を行うことができます

無事に登録販売者試験をパスすることができれば、次に気になるのは仕事や就職についてですよね。
登録販売者の仕事内容は、『かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類に限る)販売を行うこと』です。
一般医薬品とは医師による処方箋が無くても購入できる医薬品のことで、登録販売者が扱える第2類・第3類は一般用医薬品の中で『9割以上』を占めています。
そのため、薬剤師が不在でも一般用医薬品販売ができる専門家として、薬局やドラッグストアからも注目されています。

就職については、医薬品販売を行う店舗で幅広く活躍できます。薬局、薬店、ドラッグストアはもちろんのこと、コンビニエンスストア、スーパー、ホームセンターなどの求人も増えています。
また、医薬品販売ではなく、医薬品の専門知識を活かせる職場も出てきています
。例えば、製薬会社の営業として商品説明、エステサロンで健康を保つためのアドバイス(体質改善や悩み相談など)などの求人募集も見られます。

介護のお仕事でも、薬に関する質問が高齢者からくることも少なくなく、登録販売者資格で学んだ知識が、仕事に役に立つ機会も多いようです。
今後も様々な業界から求人ニーズが出てくる可能性のあるお仕事です。

登録販売者を受験したいと思った方は登録販売者の試験日程・試験問題・受験申し込み方法のページも参考にしてみて下さい。
登録販売者の試験は、都道府県によって、試験日が異なるため確認することをおすすめします。

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