社会福祉士国家試験 難易度と合格率

社会福祉士国家試験の難易度と合格率

更新日: 2021/09/29

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藤島 薫

この記事を監修したのは

社会福祉士:藤島 薫

第33回試験では合格率が29.3%

第33回(2021年2月実施)の合格率は29.3%で、昨年と変わりませんでしたが、年々受験者数や合格者数は年々減少しています。
実際に過去3年間の合格率、受験者数、合格者数の推移を見てみましょう。 社会福祉士国家試験 全国の合格者率と受験者
※参照元:厚生労働省

男女別の合格者割合

2021年度の社会福祉士国家試験の男女別の合格率は下記の通りです。

男性:合格人数3,387人(32.8%)
女性:合格人数6,946人(67.2%)
昨年度の試験では男性が34.4%、女性が65.6%の割合でしたので、より女性の合格者割合が増加しています。

受験資格別の合格者割合

福祉系大学等卒業者:5,826人(56.4%)
養成施設卒業者4,507人(43.6%)

年齢別の合格者割合

30歳以下 :4,913人(47.6%)
31歳〜40歳:1,813人(17.5%)
41歳〜50歳:2,149人(20.8%)
51歳〜60歳:1,172人(11.3%)
61歳以上 : 286人 (2.8%)

※参照元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター

第33回と第32回で比較した場合、受験者が4,342人程減り、合格者は1,279人程減っています。合格率は昨年度と変わりませんでした。
今回は通常の合格基準の総得点の60%『総得点150点に対し、得点93点以上の者』と難易度の補正によって前回から+5点が合格基準となりました。
ちなみに前回は、『総得点150点に対し、得点88点以上の者』と問題の難易度の補正分として基準の90点からマイナス2点分の調整がされ、点数が引き下げられていました。

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第34回社会福祉士試験はどうなる?

受験された方の書き込みなどを見ると『昨年よりも文章が難しくなっていた』『他分野に跨る知識が求められる問題が多かった』など思っていたより難しかったという意見も多くみられました。第34回でも点数が獲りにくい問題も出るのではないかと予想します。ただし、極端に難しくなることはないのではないかと考えています。
問題の難しさを予想する前に『しっかりと問題を読んで引っかからずに点数が獲れる』準備をして、余裕を持って受験することが大切です。

社会福祉士国家試験の合格ライン

◎第33回 筆記試験の合格基準
合格するには2つの条件を満たす必要があります。
1 総得点150点に対し、得点93点以上
2 「18科目群」すべてで最低1問は正解すること
全150問(1問1点)

〇合格基準点

実施時期 合格基準点 / 総得点
第33回 令和2年度(2021年2月7日) 93点 / 150点
第32回 令和元年度(2020年2月2日) 88点 / 150点
第31回 平成30年度(2019年2月3日) 89点 / 150点
第30回 平成29年度(2018年2月4日) 99点 / 150点
第29回 平成28年度(2017年1月29日) 86点 / 150点

合格基準点は『総得点の60%程度とし、問題の難易度によって補正される』とされていますが、第33回では93点でした。総得点の60%は90点となりますので、+3点分の調整がされたことになります。難易度によって十分補正される可能性もありますので、総得点の60%である90点は最低でも獲れるよう準備しておく必要がありますね。

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他資格との難易度比較

◎精神保健福祉士との難易度の違い
精神保健福祉士の合格率は60%程度と社会福祉士(29.3%)よりも高くなっています。出題範囲も、精神保健福祉士は『精神医学、精神保健学』など精神保健福祉に特化していて社会福祉士よりも狭くなっています。以上より、精神保健福祉士の方が対策しやすいと感じるかもしれませんね。
しかし、社会福祉士試験は240分で1日で終了しますが、精神保健福祉士試験は275分で2日必要となります。また、会場も社会福祉士試験の方が多く、お住いの地域によっては、精神保健福祉士の方が受験しづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

◎介護福祉士との難易度の違い
介護福祉士の合格率は60%から70%で、出題範囲も主に介護関連の内容に限られています。社会福祉士の方が福祉関係全般と出題範囲は広いため、勉強する大変さでいえば資格取得の難しいかもしれません。
また、試験時間は社会福祉士が240分に対して、介護福祉士は220分です。当日は集中力を持続しなければならない難しさもありますね。

◎ケアマネジャーとの難易度の違い
合格率はケアマネジャーが20%程度、社会福祉士が30%弱です。試験時間を比較すると、ケアマネジャーが120分に対して社会福祉士では240分です。合格率で比べた場合には、社会福祉士の方が取得しやすいかもしれません。
尚、ケアマネジャーは国家資格ではありません。

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目指せ一発合格!おさえるべきポイント

全18科目で点数を獲り合格基準クリアを目指す!

社会福祉士試験で合格するためには、満点を獲る必要はありません。合格基準である『総得点150点に対し60%程度の正答(難易度により補正される)、18科目群すべてで最低1問は正解』をクリアすればよいのです。どの科目でもまんべんなく点数を獲れるよう、時間内にすべての問題を解けるよう時間配分も大切ですね。解答に時間がかかる場合は、後回しにして次の問題に取り組むとよいでしょう。1問の解答時間目安は約1分30秒です。

その対策として、試験と同じ時間(240分)で過去問を解いてみるとよいでしょう。ただし、本番を想定して集中できる環境を整えるのは意外と大変ですよね。そんな方には、学校が実施している模擬試験を受けることをおすすめします。学校によっては、受験対策講座に模擬試験が含まれている場合もあります。詳細はパンフレットなどでも確認してみてください。
受験する方は十分な準備をして、合格を目指して頑張ってください。

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監修者について

藤島薫

藤島 薫(ふじしま かおる)

北海道千歳市生まれ
東京福祉大学社会福祉学部准教授。博士(社会福祉学)
専門:ソーシャルワーク、若者早期支援、プログラム評価(参加型評価)
福祉施設において介護業務、相談業務に従事。大原学園介護福祉士養成施設専任教員、旭川大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科准教授を経て、現在に至る。

保有資格

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 介護福祉士
  • ヘルパー2級資格
  • ガイドヘルパー資格
  • 幼稚園教諭1級
  • 評価士(日本評価学会認定)
  • CBTカウンセラー(旧:東京認知行動療法アカデミー認定)
  • エンジョイ個育てファシリテーター(フィンランドブリーフセラピー協会認定)

著書

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