介護事務の資格のおすすめ8選! 資格の種類や特徴を解説!

介護事務の資格のおすすめ8選! 資格の種類や特徴を解説!

更新日: 2023/10/05

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はじめに

介護事務の資格が気になるっている人の中には「介護事務の資格は種類が多くて、どれを選べばよいか分からない」「介護事務の仕事に資格は必要なのだろうか?」などの疑問を持つ人もいるでしょう。

介護事務の仕事は資格がなくても従事することが可能です。しかし、資格を取得すると業務上はもちろん、就職や転職時に有利になるメリットがあります。

この記事では、介護事務の資格について詳しく知りたい方に向けて、代表的な資格の種類や特徴のほか、勉強方法などについて詳しく解説していきます。

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介護事務の業務に資格は必要?

窓口業務を行う女性

介護事務の仕事をする際に、資格を取得する義務はありません。無資格・未経験可の介護事務の求人も多く、誰でも応募することが可能です。

しかし、介護事務のメインの仕事は介護報酬請求業務(レセプト作成)で、介護業界や介護保険の専門知識が求められます。そのため、資格を取得しておいた方が知識が身に付き、仕事を進めやすくなります。

また、介護事務の資格を持っている人の方が、熱意と知識があると見られるため、採用が有利になるメリットもあります。

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介護事務のおすすめ資格8選

ケアクラーク技能認定試験(ケアクラーク)

ケアクラークは、介護事務業務に必要な知識と技能だけでなく、コミュニケーション能力・高齢者や障害者の心理・医学一般の知識などについても評価・認定する資格です。

介護事務の職業能力の向上と、社会的経済的地位の向上に貢献することを目的に作られた資格で、合格者は「ケアクラーク」の称号がもらえます。

ケアクラークは人間関係や福祉などの様々な知識が求められるため、介護事務をしつつ介護業界に幅広く関わりたい人におすすめです。

参考)一般社団法人 日本医療教育財団

介護事務士

介護事務士は試験を受けなくても取れる資格です。
主催する全国医療福祉教育協会の認定校で、DVDやテキストを使った通信講座を受講します。介護保険制度・介護サービスの概要・介護事務コンピュータの操作方法などを学ぶことが可能です。

講座修了後、添削課題(全5回)が合格基準に達すれば、介護事務士の資格が取得できます。添削課題は自宅で行える上に何度でも提出しなおせるので、初心者でも挑戦しやすい資格と言えるでしょう。

参考)全国医療福祉教育協会

介護報酬請求事務技能検定試験

介護報酬請求事務技能検定試験は、介護事業所や介護福祉施設などで行う請求事務業務に必要な知識と技能のレベルが審査される資格です。

受験資格は次の三つがあります。

  • 〇日本医療事務協会が認定する介護事務講座を修了した者
  • 〇受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学などの学生
  • 〇受験申請のあった一般受験申込者

介護保険法施行当初からの歴史があり、合格すると履歴書に「日本医療事務協会主催 介護報酬請求事務技能検定試験 合格」と記載できます。

参考)日本医療事務協会

介護事務認定実務者(R)試験

介護事務認定実務者(R)試験は、介護保険制度・介護給付・介護報酬算定・介護給付費明細書などの知識と実技(レセプト作成)に対し、どの程度の能力を持つか客観的に判断する試験です。

主催する全国医療福祉教育協会の認定通信講座の受講生または一般受験の人は、在宅での受験です。一方、通学の受講生は授業・講座を実施している認定機関が設定する試験日に、学校やスクールで受験できます。

即戦力を証明できるため、介護事務を目指す人はもちろん、在職中の人にもおすすめの資格です。

参考)全国医療福祉教育協会

介護事務管理士

介護事務管理士は、受付・会計・介護報酬請求業務に関する知識を問われる、介護請求事務に特化した資格です。

介護保険制度に基づいた介護報酬請求を正確に計算・作成できることを証明できるため、知識とスキルを求める職場への就職や転職が有利になる可能性が高いでしょう。

介護系の職場だけでなく、介護報酬に関係する病院・クリニック・国民健康保険団体連合会・保険請求審査機関・損害保険会社などでも資格の活用が期待できます。

参考)JSMA 技能認定振興協会

介護保険事務士

介護保険事務士は介護保険制度のエキスパートとして、即戦力になる知識を習得することを目的に作られた資格です。上位資格として「介護保険事務士上級」もあります。

介護報酬請求は介護保険制度で定められた規定により算出しており、正確な計算を行うためには介護保険に精通していなければなりません。介護保険制度はたびたび改定するものの、基本となる知識があった方が就職や転職時に有利です。

受験資格として、財団の指定校での介護保険事務士養成講座の受講が求められます。

参考)一般財団法人つしま医療福祉研究財団

介護保険事務管理士

介護保険事務管理士は、介護報酬給付請求などの介護事務のメイン業務だけでなく、介護施設の経営やサービス向上について適切なアドバイスをすることも求められる資格です。

主催する日本病院管理教育協会が認定した指定校で、介護保険法制度論・介護報酬算定理論の科目と実務を履修し、試験に合格すると資格が取得できます。

社会人向けというより、これから介護系の大学・短期大学・専門学校への通学を目指す人や、すでに在学中の人に向けた資格と言えるでしょう。

参考)日本病院管理教育協会

介護管理専門秘書検定資格

介護管理専門秘書検定資格は、介護報酬請求業務・ケアマネージャーのサポート・連絡窓口業務・受付相談業務・利用者と家族へのメンタルケア・スタッフのメンタルサポートなど、幅広い業務について学べる資格です。

介護事務としての知識や技能だけでなく、事業所の運営を円滑にサポートし、職業能力向上と社会的経済的地位の向上に資することを目的としています。

主催する日本能力開発推進協会が認定する教育機関のカリキュラムを修了し、試験に合格することで取得できます。

参考)日本能力開発推進協会

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介護事務の資格の選び方

医療関係従事の女性

興味のある資格から選ぶ

なんとなく、あるいは将来を見越していずれかの介護事務資格を取得しておきたい、という人もいるでしょう。

そういった人は、費用・取得までの期間・興味を持ったなどの理由で資格を選んでも問題ありません。

どの介護事務資格を取得したとしても、介護報酬請求業務や介護保険の知識が学べるため、就職や転職が有利になったり、仕事がしやすくなったりといったメリットが得られます。

目的から選ぶ

介護事務の資格は種類が多く、選ぶときに迷いがちです。

「介護事務に関する知識を深く身に着けたい」「具体的にやりたい業務が決まっている」といった目的が決まっている人は、資格の内容や難易度で選ぶと良いでしょう。

たとえば「介護報酬請求業務だけでなく、コミュニケーション能力や医療知識を身に着けて、キャリアアップを目指したい」という人なら、ケアクラークや介護管理専門秘書検定資格などの幅広い業務について学べる資格がおすすめです。

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介護事務の資格を取得する3つのメリット

就職・転職の際に有利になる

介護事務は介護業界の用語や専門知識が求められます。

もちろん、無資格の人でも求人に応募することは可能です。しかし、就職してから専門知識を学び始めるのと、あらかじめ勉強し資格を取得しているのとでは、仕事の進め方や職場でのなじみ具合に大きな差が出るでしょう。

また、資格を持っているということは、介護業界に興味があり、熱意を持って働きたいという意思表示にもなります。そのため、就職や転職の際に有利になる可能性が高いのです。

介護職員のキャリアアップにつながる

介護職に就いている人が介護事務の資格を取得した場合、キャリアアップや条件の良い転職につながる可能性があります。

介護施設では年々、介護事務の需要が高まっており、介護士やケアマネージャーなどに介護事務の兼任を求める職場も多くなっています。

介護事務資格を取れば、資格手当や幅広い仕事を兼任できるという状況から、キャリア・年収アップにつながる可能性が高いでしょう。

また、介護職から介護事務に転職したいという場合も、介護事務の資格があれば採用時に非常に有利です。

ブランクがあっても復職しやすい

高齢化社会の日本では、介護士や介護事務の仕事は常に人手不足です。そのため、子育てや親の介護などでブランクがあっても復職しやすいメリットがあります。

また、介護事務には正社員以外にもパート・派遣・アルバイトなど様々な勤務形態があり、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働き方を変えることが可能です。

特に介護事務の資格を持っている場合は、経験だけでなく知識と技能を証明できるため、復職に有利に働く可能性が高いでしょう。

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介護事務の資格の勉強方法は?

受付の窓口

基本的には独学での合格も可能

介護事務の資格試験は、基本的に学科と実技です。ほとんどの資格が合格率70〜80%で難易度は低いため、独学でも取得は可能です。メリットは費用が抑えられることです。

独学で介護事務資格の取得を目指すなら、1冊のテキストを繰り返し読み込み、過去問で常に合格点を取れるようにしましょう。

介護事務資格には様々な本が出ています。しかし、複数冊を漫然と読むよりは、自分が分かりやすいと感じた一冊に集中した方が効率的です。

効率よく合格したい人はスクールを利用する

合格率が高いとは言っても、介護事務の資格は介護の専門用語や専門知識が多く、働いている人や忙しい人にとっては時間を確保しながら勉強するのが大変です。また、独学はモチベーションを維持しながら勉強し続けるのが難しいというデメリットがあります。

「とにかく効率よく合格したい」という人は、スクールや通信講座の利用を検討しましょう。プロの講師が課題の添削や質問の受け付けなどを行っており、疑問や苦手分野の解消に最適です。

介護事務は通信講座が多いので、内容を比較して自分のペースや予算に合ったものを選びやすいです。スクールや通信講座の中には就職のサポートを行っているところもあるので、そういったところを選ぶのもおすすめです。

資格試験主催の団体が指定する講座を受講する

介護事務の資格試験を主宰している団体によっては、指定の講座や研修の修了が必須です。

たとえば、介護保険事務士や介護保険事務管理士は、財団や協会が指定した学校でカリキュラムを受けることで受験資格が得られ、試験に合格すると資格が取得できます。

このような条件がある場合は、指定の研修や講座が試験勉強と言えるでしょう。試験内容も授業に沿った内容なので、合格しやすいというメリットがあります。

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まとめ

介護事務の資格は数が多く、どれを選べばよいか迷うという人も多いでしょう。今回は、知名度や取得のしやすさなどから代表的な8つの資格をおすすめしました。

いずれの資格も、介護報酬請求事務や介護保険制度など、介護事務に必要な知識と技能を学ぶことが可能です。

資格を持っている方が仕事を進めやすい上に、就職や転職時にも有利になるなど、様々なメリットが得られます。比較的低価格で取得できる資格ですので、まずは無料の資料請求で講座の内容を確かめてみてください。

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