未経験から介護職へ|介護インフルエンサーはたつんさんに聞く”自分らしい介護”と働き方

未経験から介護職へ|介護インフルエンサーはたつんさんに聞く”自分らしい介護”と働き方

更新日: 2026/04/15


資格や仕事の魅力を、現場で活躍中の方にインタビューする新シリーズがスタート! 第1回目は、介護職のインフルエンサーとして注目を集める「はたつんさん」に、仕事を始めたきっかけや取得した資格、介護の魅力など詳しくお話を伺いました。

はたつんさん

はたつんさんプロフィール

はたつん/介護インフルエンサー

現役介護福祉士として介護現場に立ちながら、音楽とSNSを通じて介護の魅力を発信するインフルエンサー。

SNS総フォロワー15万人以上/SNS総再生回数1億回超。
幅広い現場経験を持ち、介護現場のリアルを伝えている。

「介護士を応援する介護士」として、動画投稿・ライブ配信・講演会・福祉イベント・オンラインレクリエーション・学生向け授業など幅広く活動。
また、音楽活動を活かした「音楽体操」コンテンツを展開。
体操が苦手な利用者でも参加しやすい形で提供している。

YouTube:https://www.youtube.com/@hatatsun_0w0/
TikTok:https://www.tiktok.com/@hatatsun_0w0
Instagram:https://www.instagram.com/hatatsun_0w0/

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介護の仕事を始めたきっかけはなんですか?

はたつんさん

昔から歌手になることが夢で、音楽学校を卒業後、バンド活動をしていました。

しかし、生活のためには働く必要があり、どうしようかと考えていたところ、バンド仲間と一緒にデイサービスで働くことになったのがきっかけです。

決め手は「髪色自由」だったこと。
自分が自分らしくいられる場所を探していたので、無資格・未経験でしたが思い切って飛び込みました。

介護のことは右も左もわからない状態からのスタートでした。

苦労したことや、成長できたエピソードを教えてください

はたつんさん

一番苦戦したのは、前に立ってレクリエーションを行うことでした。一対一で会話をすることは楽しくできましたが、利用者さん全員の前に立つと恥ずかしさや視線の怖さを感じてしまい、自信が持てませんでした。実際にレクリエーションを行った際、「そんなんじゃわからないよ!」と言われてしまい、泣いてしまったこともあります。

ですが、ある日先輩から「音楽コンサートをしてみたら?」と声をかけてもらい、思い切って歌を披露しました。すると皆さんが笑顔で聞いてくださり、とても喜んでくれました。

自分の好きな事が誰かの楽しみにつながった経験をきっかけに、少しずつレクリエーションや介護の仕事に楽しさを感じられるようになりました。

介護職の魅力、はたつんさんが長く続けられてきた理由を教えてください

はたつんさん

介護というと「お世話をする仕事」というイメージがあるかもしれません。
ですが私にとっては、80代の田中さん、90代の鈴木さんというように、知り合いがどんどん増えていくような感覚で、人とのコミュニケーションを楽しめる仕事でした。

また、「食べたくない」「お風呂に入りたくない」と言われる方に対して、どうすれば前向きに行動してもらえるかを考え、工夫してうまくいったときは、まるでゲームを攻略したような達成感があります。その方法は人によって違うので飽きることがありません。

できることを活かし、できない部分を支えて居場所をつくる介護の仕事は、誰かのヒーローのようでとてもかっこいい仕事だと思っています。

保有している資格を教えてください なぜその資格を取得しようと考えましたか?

資格を取得する中で、自分の知らなかった知識を学べることが大きな良かった点だと思います。

新しいことを知るたびに自信につながり、仕事への向き合い方も前向きになりました。学んだことは日々の業務の中で活かせる場面も多く、「資格を取ってよかった」と感じることがたくさんあります。

ヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)で実技を学んだときは、次の日から現場で実践したくて張り切ったことを覚えています。近年ではレクリエーションの知識を深めたことで、利用者さんの笑顔をより引き出せるようになったと感じています。

これからも新しい資格に挑戦しながら、自分自身も成長し、楽しみながら仕事を続けていきたいと思います。

はたつんさんの保有資格

介護職はどんな方が向いていると思いますか? 今、介護職に興味を持つ方にメッセージをお願いします。

はたつんさん

些細な変化に気づくのが得意な方は、介護職に向いていると思います。例えば「髪の毛を切りましたね」といった小さな変化に気づける方は、相手をよく観察できる力を持っています。その力は体調の変化に気づき命を守ることや、感情の変化に気づき心のケアをすることにもつながります。

とはいえ、私自身も最初から向いていると思って始めたわけではありません。実際にやってみて見える景色もあるので、少しでも興味があればぜひチャレンジしてみてほしいです。

介護職のインフルエンサーとしてSNSで発信しつづける理由、今後の目標を教えてください。

はたつんさん

「自分一人じゃないんだ」と思ってもらえる場所をつくりたくて、SNSで発信を続けています。

介護の仕事は大変なことも多いですが、その中にある小さな喜びや想いを誰かと分かち合えたら、少しだけ心が軽くなる気がするからです。

これからは共感だけでなく、視聴者の皆さんと一緒に学べる機会も増やしていきたいと思っています。
そのために私自身も勉強を続け、資格取得にも挑戦しながら、より意味のある発信をしていくことが目標です。

最短net編集部より

音楽というご自身の趣味を介護の現場に取り入れ、利用者だけでなくご自身も楽しみながら働いている点がとても印象的でした。資格の取得を通じてできることが広がり、仕事の幅だけでなく利用者様との関わり方そのものが豊かになっている様子が伝わってきました。資格はスキルアップだけでなく、「自分らしく働くための手段」であることを実感できるお話でした。はたつんさん、ご協力ありがとうございました!

インタビュー内で出てきた資格について

今回の記事中で登場した資格について簡単にご紹介します。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識や身体介助の方法を学ぶ入門資格です。未経験から介護職を目指す方の第一歩として、食事・入浴・排泄などの日常生活サポート技術を約3ヶ月で習得できます。

修了後は訪問介護員として働けるほか、特養やデイサービスなど就職先の選択肢が広がります。受講費用は5?10万円程度で、介護業界でのキャリア形成の土台となる資格です。

関連記事:介護職員初任者研修(ヘルパー2級)とは?

介護福祉士

介護福祉士は介護職で唯一の国家資格であり、初任者研修・実務者研修の上位に位置づけられます。実務経験3年+実務者研修を経て国家試験の受験資格を得ることができ、合格するといよいよ「介護のプロフェッショナル」の仲間入りといっても過言ではありません。資格手当がつくケースが多く、サービス提供責任者や施設長への昇進、ケアマネジャー受験資格の取得など、キャリアの選択肢が大きく広がるのが特徴です。

関連記事:介護福祉士とは?

レクリエーション介護士/レクリエーション介護士認定講師

レクリエーション介護士は、高齢者向けレクの企画・実践力を学ぶ民間資格です。介護職員初任者研修との併用で現場での評価が高まります。季節行事や体操、脳トレなど具体的なプログラム作成を習得し、介護施設での活動担当者として重宝されます。1級の取得後は講師活動も可能になります。

関連記事:レクリエーション介護士とは?

音楽健康福祉士/音楽健康指導士

音楽を活用した健康プログラムを学べる民間資格です。指導士(基礎)は通信講座で取得でき、童謡や楽器を使ったレクリエーションのスキルが身につきます。福祉士(上位)では、認知症ケアなどの知識も学ぶことが可能です。音楽療法士とは別資格ですが、介護職と併せて取得することで、現場で音楽レクを担える人材として活躍の幅が広がります。

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