介護福祉士の給料・年収

【2026年 最新】介護福祉士の給料・年収はどのくらいなの?求人事情も紹介

更新日: 2026/06/24



藤井 寿和

この記事を書いたのは

介護福祉士:藤井 寿和

藤井 寿和(ふじい ひさかず)は20代で介護福祉士やデイサービスの管理者を経験。35歳で独立し合同会社「福祉クリエーションジャパン」の代表となる。 現在、介護業界施設のコンサルタントや介護業界人材の育成・研修をしながら、介護専門メディアの記事執筆や監修も手掛けている。

はじめに

介護福祉士の平均給与額については、年々増加の傾向にあります。
介護福祉士の収入は、勤務地や勤務形態、経験年数などによっても異なり、求人サイトなどで見ると月給(基本給)22〜30万円程度、年収に換算すると340〜400万円程度が相場となっています。
主任やリーダーなど役職につくことで、さらに給与アップが期待されるでしょう。

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介護福祉士の平均給料・年収は安い?手取りはいくら?

高齢男性と男性介護士と女性介護士

月給22〜30万円程度、年収340〜400万円程度が相場【介護福祉士経験無しの場合】

勤務先や場所によっても変わってきますが、求人情報を見る限りでは介護福祉士の給料は月給(基本給)22万〜30万円程度。手取りに直すと18〜25万円ほどになります。
年収にすると340〜400万円程度が相場ではないでしょうか。
所有資格や経験、事業所の規模等によっては、30万円以上、年収400万円を超えるケースもあります。

【東京都内 有料老人ホーム】介護福祉士資格取得者の給料例
◎介護経験4年未満の場合:
モデル月収:277,600円、年収350万円以上
(残業3時間分、住宅手当、家族手当、賞与2回含)

◎介護経験4年以上の場合:
モデル月収:316,000円、年収423万円程度
(残業3時間分、住宅手当、家族手当、賞与2回含)
※夜勤回数により変動あり

施設による給料の差

介護福祉士の給料については、働く施設によって変わってきます。

厚生労働省が発表している平均給与額を見てみると、訪問介護や通所介護(デイサービス)、グループホームでは約29万〜32万円となっています。 一方特別養護老人ホーム介護老人保健施設などでは約35万〜36万円で、他の施設より高めの傾向があります。これは、夜勤の割合が多いなど勤務体制の違いと考えられています。

※参照元:厚生労働省「介護従事者処遇状況等調査結果(166〜167ページ)」

地域による給料の差

介護福祉士をはじめとする介護系の職種は、各都道府県によっても給料の開きが大きくなる傾向にあります。
一般的に、東京や神奈川といった大都市では給料が高い傾向です。
例えば平均給料の一番高い関東では年収約320万円ほどであるのに対し、一番低い九州では年収約260万円と、実に60万円ほどの差があります。

雇用形態による給料の差

パート・アルバイトや派遣社員として介護福祉士の仕事をする方もいます。
これらの働き方は基本的には時給制で、平均時給はパート・アルバイトが約1050円、派遣社員は約1400円ほどです。これも地域や勤続年数によって増減します。

パート・アルバイトや派遣社員のなかには時短勤務や週数回など様々な勤務形態で働く方がいますので、一概に正社員と比べることはできませんが、ボーナスや退職金などが無いという点で考えて、正社員よりも給料は少ないといえるでしょう。

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介護福祉士は勝ち組?資格の有無で給料に大きな差が!

介護福祉士の無資格者や他資格の給与と比較

介護職のなかで、介護福祉士資格を持つ人は給与が高い傾向にあります。
厚生労働省のデータによると、保有資格ごとの平均月収は次のように差があります。

資格 平均月収(額面給与)
介護福祉士 350,050円
介護職員初任者研修修了者 324,830円
実務者研修修了者 327,260円
無資格 290,620円

参考:令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果

無資格の場合と介護福祉士の資格取得者の平均月収を比べると、月収にして25,220円の差があります。資格があることで得られるメリットは大きいと言えるでしょう。

今後、介護福祉士の給料は上がる?

高齢男性の身体を支える男性介護士

介護福祉士の給与は、介護人材不足への対応として国が処遇改善を進めていることから、今後も上昇する可能性があります。

実際に、2024年6月には複数の処遇改善制度が「介護職員等処遇改善加算」に一本化され、介護職員の賃金改善や職場環境の整備が進められています。

ただし、実際の給与額は勤務先や地域、役職などによって異なるため、すべての介護福祉士の給与が一律に上がるわけではありません。

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介護福祉士として給料を上げるには?

他の資格も取得する

介護福祉士として収入をアップさせたい人には、他の資格を取得して仕事の幅を広げたりキャリアアップをするのがおすすめです。
介護福祉士の次に目指す資格としては、介護福祉士のさらに上位に位置する「認定介護福祉士」や、介護認定などさらに専門的な介護の分野を担う「ケアマネジャー」などがおすすめです。

役職に就く

同じ施設に長年勤めあげて現場主任や施設管理者などの役職に就くことで収入アップができます。役職手当が着くので確実に収入アップにつながるでしょう。
ただ、前任者が退職しない限り枠が空きませんので、長く勤めて待ち続ける忍耐が必要です。それまで待てないという方は、新しく新設される施設の求人を探して、役職付きで採用されるというもの一つの手です。

介護福祉士のキャリアアップにおすすめの資格や介護福祉士が狙える役職については『介護福祉士のキャリアアップにおすすめの資格は?各資格の特徴や取り方を解説!』のページでも詳しく解説していますので、是非参考になさってください。

転職する

今よりも好待遇の職場に転職するという方法もあります。
前述したように施設や地域の違いで年収に数十万円の差が出る場合もありますので、収入をアップさせたい方は施設や地域、働き方を見直してみましょう。

介護福祉士を取得すると給料アップ以外のメリットも!

介護福祉士の資格を取得すると、給料が上がる以外にも以下のメリットがあります。

  • ・全国どこに行っても就業先に困らない

  • ・介護スキルの証明になり、キャリアアップが可能

  • ・利用者やその家族から信頼を得やすい

介護福祉士の資格があると、利用者はもちろんスタッフからも頼りにされるので、施設のリーダー的な存在となります。
介護職としてキャリアアップをしたいと考えているなら、介護福祉士の資格取得を目指しましょう。

介護福祉士の求人状況は?

介護福祉士の求人情報は多い

某求人サイトで調べたところ、東京都内で介護福祉士資格ありの求人情報は12,000件程で、ケアマネの求人件数が560件でした。求人情報の件数は多いといえるのではないでしょうか。
以下に、某サイトでの求人件数を介護資格別にまとめてみました。

▽所持資格別 求人件数一覧(東京都内)

求人サイト 初任者研修又は実務者研修 介護福祉士 ケアマネ
某求人情報サイト 9,870件 12,046件 566件

※時期によって求人情報件数が異なる場合もあります。

介護福祉士の求人の探し方

求人サイト
介護福祉士の求人を探す際、求人サイトを活用するのが一般的だと思います。
その際、リクナビやタウンワークなどの求人サイトでも介護福祉士の求人は出ていますが、より多くの求人を比較するためには「介護福祉士向け」の求人サイトを活用することをおすすめします。
また一つの求人サイトにすべての情報が載っているわけではありません。いくつかのサイトを見比べて、より多くの求人に目を通すようにしましょう。

派遣会社に登録する
派遣会社に登録し、条件を伝えて求人を探してもらうのも一つの手です。
紹介先が気に入れば、そのまま仕事を開始することもできます。また、求人には出ていない非公開の求人を紹介してもらえることもあり、採用の幅が広がります。

ハローワークを活用する
ハローワークにも介護福祉士の求人はあります。全国どこでもあり、誰でも利用することができますので、足を運んでみてください。
また、ハローワークが実施する公的職業訓練として、無料で介護福祉士養成施設を受けられる可能性があります。失業中であるなどいくつかの条件がありますが、職業訓練を受けて知識を身に着け、そのままハローワークで就職・転職先を斡旋してくれますので、気になる方はハローワーク窓口まで問い合わせてみてください。

介護福祉施設のホームページをチェックする
近所の介護福祉施設が求人サイトなどに求人を出していない場合、その病院・クリニックのホームページをチェックしてみてください。
介護福祉施設によっては、サイトのどこかに求人ページやリクルートページがあり、そこからスタッフを募集している場合もあります。

これから介護福祉士の資格取得を目指す方は

高齢男性の身体を支える男性介護士

介護福祉士資格の有無で、給料・年収アップや求人の選択肢も増える!

前述の通り、介護福祉士資格の有無によって給料・年収のアップ、求人の選択肢も増えることが分かります。また、資格取得をすることで採用選考時にも優位に立つことができるでしょう。
介護福祉士資格を持っていない方は、目指してみるのもよいかもしれませんね。

介護福祉士全般について詳しく知りたい方は「介護福祉士とは?」をご覧下さい。無料で資料請求もできます。

既に介護福祉士資格を取得し求人情報を探している方は、以下サイトも参考にしてみてください。

介護福祉士国家資格試験の受験申し込みを期間内に行いましょう。

介護福祉士の資格取得をするためには、国家試験で合格する必要があります。
これから試験を受ようとお考えの方は、受験申し込みをするようにしましょう。
試験日程や受験申し込みの手順などは『介護福祉士の試験申し込み方法や試験日までの流れを解説!』を参考にしてみてください。

なお、介護福祉士試験の難易度や合格率などは『介護福祉士国家試験の難易度と合格率』で紹介しています。

試験対策をどうすればいいか困っている方へ

試験対策をどうすればよいか分からない方や過去問題、テキスト選びで困っている方は『介護福祉士試験の過去問・テキストのおすすめは?』も確認してみてください。また、多少費用はかかっても確実に合格を目指したい方は、スクールで開講されている受験対策講座の受講検討されてみるのもよいでしょう。

介護福祉士全般について詳しく知りたい方は「介護福祉士とは」をご覧下さい。無料で資料請求もできます。


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監修者について

藤井寿和

藤井  寿和 Hisakazu Fujii

静岡県西伊豆生まれ。
●合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
●介護施設 現場支援コンサルタント
●一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会  公認講師
●介護情報誌「TOWN介護Tokyo」  編集長
●NPO 16歳の仕事塾  社会人講師
●株式会社 是眞  編集長

【保有資格】
●介護福祉士
●ホームヘルパー1級・2級
●レクリエーション介護士1級・2級
●社会福祉主事任用資格
●福祉用具専門相談員
●介護予防運動指導員
●音楽健康福祉士
●音楽レクリエーション指導士3級
●防火管理者
●大型自動車1種免許

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※試験情報・要綱に関しましては、最新の情報は各自治体・各主催団体の公式HPをご確認くださいませ。
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