【2026年 最新】介護福祉士国家試験は簡単すぎる?合格率・難易度・これまでの推移や合格点も紹介!

【2026年 最新】介護福祉士国家試験は簡単すぎる?合格率・難易度・これまでの推移や合格点も紹介!

更新日: 2026/05/27



藤井 寿和

この記事を書いたのは

介護福祉士:藤井 寿和

藤井 寿和(ふじい ひさかず)は20代で介護福祉士やデイサービスの管理者を経験。35歳で独立し合同会社「福祉クリエーションジャパン」の代表となる。 現在、介護業界施設のコンサルタントや介護業界人材の育成・研修をしながら、介護専門メディアの記事執筆や監修も手掛けている。

はじめに

介護福祉士国家試験は、合格率の高さから受かりやすいイメージがありますが「簡単すぎる」「誰でも受かる」と言えるほど簡単な試験ではありません。

ここでは最新の第38回2026年(令和8年)の試験を中心に、過去の試験の合格率や難易度について解説しています。
また、試験対策のポイントについても掲載しているので、今後の試験を受ける方は参考にしてみてください。

介護福祉士国家試験の詳細な概要は『介護福祉士国家試験の概要・試験内容を解説』のページに載せていますので、これから受験予定の方は是非チェックしてください。

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介護福祉士とは?

高齢男性の食事をサポートする男性介護士

介護福祉士とは、社会福祉士及び介護福祉士法(1987年5月26日制定、2007年12月5日改正)により定められた介護系資格唯一の国家資格です。

法律では、「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上または精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと」と定義されているように、介護福祉士国家試験を合格した者のみが名乗ることができる「名称独占資格」です。

資格を取得することで「専門的知識及び技術」を有することが証明でき、職場のチームリーダーとしての役割、介護のスペシャリストとしての期待も大きく、介護業界においても重要な位置づけとなっています。

介護福祉士になるには

1.実務経験ルート

実務経験ルートとは、介護施設等で実際に介護士として働き、介護業務の実務経験を積むことで国家試験の受験資格を取得する方法のことを指します。

実務経験ルートの資格条件として、正式には従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日時540日以上が必要条件とされています。
従業期間とは、実務経験の対象となる施設(事業所)及び職種での在職(職場に籍がある)期間のことです。
一方、従事日時とは、従業期間内において実際に介護等の業務を行った日数を言います。

実務経験の対象となる施設(事業)は、主な業務として介護等が含まれる施設(勤務先)です。実務経験の条件として雇用形態の指定はありません。したがってパートやアルバイトとして働いた場合でも、実務経験の従業期間や従事日時としてカウントして問題ありません。
また、1日の業務時間も定められていませんので、時短で勤務した場合にも「1日」として計算することができます。

2.養成施設ルート

養成施設ルートは、2017年1月実施試験までは『指定の介護福祉士養成施設を卒業することで介護福祉士資格が取得ができる』資格取得ルートの一つでした。法律の改定により、今後は『指定の介護福祉士養成施設を卒業し、介護福祉士試験を受験して資格取得を目指す』ルートに変更となる予定です。

なお、2017年4月1日〜2027年3月31日までの卒業生に限り『経過措置』が設けられています。

介護福祉士養成施設とは、厚生労働大臣指定の学校のことで、四年制大学、短期大学、専門学校などの種類に分けられます。
介護福祉士養成施設の入学資格は、「高等学校卒業以上かそれに準ずる者」です。つまり高卒もしくは高等学校卒業程度認定試験などに合格する必要があります。

介護福祉士資格取得のために必要な、養成施設に通う期間は学歴・卒業した学校の種類によって異なります。

◎普通科の高校を卒業した方
⇒2年以上
◎福祉系大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設のいずれかを卒業した方
⇒1年以上
◎福祉系高校を卒業した方
⇒福祉系高校ルート

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3.福祉系高等学校ルート

福祉系高校ルートとは、福祉系高校、又は福祉系特例高等学校を卒業し、国家試験を受けることで介護福祉士の資格取得を目指すルートです。
2009年(平成21年)以降の入学者とそれ以前の入学者で受験資格が異なります。

◎福祉系高校を平成21年度以降に入学された方
卒業後に筆記試験で合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。
◎平成20年度以前に入学された方
卒業後に筆記試験、実技試験で合格すれば資格取得が可能です。
※「介護技術講習」を受講されている方は、介護福祉士の実技試験が免除となります。

福祉系特例高等学校を平成21年度以降に入学された方は、卒業後に実務経験を9か月以上を経過した上で筆記試験、実技試験に合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。
※「介護技術講習」を受講されている方は、介護福祉士の実技試験が免除となります。

働きながら介護福祉士資格を目指すなら「実務経験ルート」

働きながら介護福祉士になることは、特殊なことではありません。
介護福祉士の受験資格には「実務経験3年以上」の有無がありますので、働きながら介護福祉士の資格取得を目指すルートは一般的といえるのではないでしょうか。

ちなみに、この場合の資格取得ルートは「実務経験ルート」に該当します。
※ここでいう「働きながら」とは、介護事業所での勤務をしていることを指します。

介護とは無関係の企業や団体に所属している方は『介護福祉士(介護士)になるには?未経験でも目指せる!』、『社会人から介護福祉士になるには』のページもご参考ください。

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介護福祉士国家試験は難しい?誰でも受かる?

介護福祉士の合格率は高め

過去数年の合格率は70%〜80%前後で推移しているのため、介護福祉士国家試験の合格率は高いといえます。
ただし、残りの20%〜30%の人は落ちていることから「誰でも受かる」試験とは言えません。

過去に実施された介護福祉士国家試験の合格率・難易度

介護福祉士の合格率は、受験する年によって差があります。

過去8年間の合格率、受験者数、合格者数の推移を見てみましょう。

試験回 受験者数 合格者数 合格率
第38回
2026年(令和8年)
78,469人 54,987人 70.1%
第37回
2025年(令和7年)
75,387人 58,992人 78.3%
第36回
2024年(令和6年)
74,595人 61,747人 82.8%
第35回
2023年(令和5年)
79,151人 66,711人 84.3%
第34回
2022年(令和4年)
83,082人 60,099人 72.3%
第33回
2021年(令和3年)
84,483人 59,975人 71.0%
第32回
2020年(令和2年)
84,032人 58,745人 69.9%
第31回
2019年(平成31年)
94,610人 69,736人 73.7%
第30回
2018年(平成30年)
92,654人 65,574人 70.8%

※参照元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター『介護福祉士国家試験の合格発表について』

第38回介護福祉士国家試験(2026年1月)では合格率70.1%

第30回(2018年)から第34回(2022年)までの合格率は、およそ70〜73%と推移しています。

その後は上昇し、第35回(2023年)と第36回(2024年)では80%を超える高い合格率を記録しています。

最新の第38回(2026年)と前回を比較すると、受験者数は約3,000人増加したものの、合格者数は約4,000人減少しています。

合格者数は2年連続で減少となりました。

ここ数年の合格率が70%〜80%前後で推移しているため、介護福祉士国家試験は合格率が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

実際、難関国家資格と呼ばれるものには合格率が10%以下の試験もあります。

受験資格や試験形式などによっても異なるので、合格率だけで難易度を測ることはできませんが、介護福祉士は国家資格の中では取得しやすい資格と言えるでしょう。

他の介護系資格と介護福祉士の合格率は?難易度ランキング

介護系の資格の中で、介護福祉士の資格はどのくらいの難易度なのか、合格率を比較してみました。

〇分野別 合格基準点

難易度 資格名 合格率
(★☆☆)低 介護職員初任者研修 ほぼ100%
(★☆☆)低 介護福祉士実務者研修 ほぼ100%
(★★☆)中 介護福祉士国家試験 70%前後
(★★★)高 ケアマネジャー試験(介護支援専門員) 10〜21%

介護福祉士国家試験の合格率は、ケアマネージャ―試験の合格率と比べるとかなり高いと言えます。
簡単すぎるとは言えないものの、ほかの国家資格と比べて合格率が高いため受かりやすい傾向にあるでしょう。

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介護福祉士の合格点は?

介護福祉士国家試験の合格基準とこれまでの合格点の推移について解説します。

筆記試験の合格点

筆記試験に合格するには、2つの条件を満たす必要があります。
◎第38回 筆記の合格基準

条件1:総得点125点に対し、得点64点以上
※毎年総得点の60%程度(75点)を基準に、その年の問題の難易度によって補正されます。
条件2:「11科目群」すべてで最低1問は正解すること
【11科目群】
[1] 人間の尊厳と自立、介護の基本
[2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
[3] 社会の理解
[4] 生活支援技術
[5] 介護過程
[6] 発達と老化の理解
[7] 認知症の理解
[8] 障害の理解
[9] こころとからだのしくみ
[10] 医療的ケア
[11] 総合問題
全125問 1問1点

実技試験の合格点

第37回2025年(令和7年)試験より、実技試験は廃止されました。
ここでは、最後に実技試験が実施された第36回2024年(令和6年)試験情報を記載しています。

実技試験の合格条件は点数のみです。
◎第36回 実技の合格基準

条件:総得点100点に対し、得点53.33点以上
※毎年総得点の60%程度(65点)を基準に、その年の問題の難易度によって補正されます。第36回試験では約12点低く補正されたことが分かります。

過去の試験の合格点

実施時期 筆記
合格基準点 / 総得点
実技
合格基準点 / 総得点
第38回 2026年(令和8年) 64点 / 125点 − ※第37回より実技試験は廃止※
第37回 2025年(令和7年) 70点 / 125点 − ※第37回より実技試験は廃止※
第36回 2024年(令和6年) 67点 / 125点 53.33点 / 100点
第35回 2023年(令和5年) 75点 / 125点 53.33点 / 100点
第34回 2022年(令和4年) 78点 / 125点 53.33点 / 100点
第33回 2021年(令和3年) 75点 / 125点 53.33点 / 100点
第32回 2020年(令和2年) 77点 / 125点 46.67点 / 100点
第31回 2019年(平成31年) 72点 / 125点 46.67点 / 100点
第30回 2018年(平成30年) 77点 / 125点 60点 / 100点

合格基準点は『総得点の60%程度とし、問題の難易度によって補正される』とされています。

第38回試験の場合、総得点の60%程度(75点)に対し11点低く補正されていますので、問題の難易度が高かったことが読み取れます。

合格基準点は毎年変わりますので、総得点の60%以上は確実に獲れるように対策する必要がありますね。

試験に合格したら登録申請を忘れずに!

介護福祉士国家試験に合格しただけでは、「介護福祉士」として働くことはできません。
国家試験に合格したら、介護福祉士登録申請を行いましょう

介護福祉士登録申請に必要なもの

  • ・ 登録申請書

  • ・ 登録免許税 9,000円

  • ・ 登録手数料 3,320円

  • ・ 「戸籍抄本の原本」「 戸籍の個人事項証明書の原本」「本籍を記載した住民票の原本」いずれか1通

  • ・ 介護福祉士養成施設の卒業証明書の原本

(外国の国籍の方)
中長期在留者、特別永住者:「国籍等を記載した」住民票の原本
短期滞在者:パスポートその他の身分を証する書類のコピー

※参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター『新規登録の申請手続き』

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介護福祉士は何歳からなれる?年齢制限は??

介護福祉士試験には年齢制限が一切ありません。
10代のうちから目指せる資格で、誰でもチャレンジできる国家資格と言えます。

年齢別の合格者の内訳

第38回(令和8年)介護福祉士国家試験合格者の年齢層を紹介します。

年齢 合格者数 割合
20歳以下 3,702人 6.7%
21〜30歳 15,727人 28.6%
31〜40歳 10,043人 18.3%
41〜50歳 11,970人 21.8%
51〜60歳 10,927人 19.9%
61歳以降 2,618人 4.8%

※参照元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター『介護福祉士国家試験の合格発表について』

介護福祉士試験には20代、30代の若者はもちろん、40代、50代まで幅広い年齢の人が受験していることが分かります。
60代以降に資格取得にチャレンジし、合格している人もいますので、年齢の高さが気になる方もぜひ受験してみてください。

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実務経験ルートは実務者研修の取得が必須

実務経験ルートの国家試験の受験資格として、実務経験の他に、実務者研修資格の修了が必須とされています。
実務者研修資格をまだお持ちでない方は、この機会に取得するようにしましょう。
実務者研修は試験も義務付けられていないため、比較的簡単に取得できます。

実務者研修を開講しているスクールの資料は下記のリンクから無料で請求することができます。
通学可能な範囲のスクールを複数資料請求し、比較・検討してみて下さいね。

>>【実務者研修講座】の資料請求(無料)

介護福祉士国家試験の概要

介護福祉士国家試験の受験手続き

第38回(令和8年)介護福祉士国家試験の受験申し込み手続きの詳細は、令和7年7月上旬頃に社会福祉復興・試験センターの公式サイトで公開される予定です。

受験手続きをする際は、社会福祉復興・試験センターの公式サイトから「受験の手引」を請求し、郵送による受験申し込み手続きを行います。
申込の際には、以下の書類が必要となります。

介護福祉士国家試験の申し込みに必要な書類

受験申込書
受験手数料払込受領証貼付用紙
受験用写真等確認票
実務者研修修了証明書または実務者研修修了見込証明書
実務経験(見込)証明書

なお、以下の条件に当てはまる人は、次の書類を用意する必要があります。

同じ期間に複数の事業所などに所属していた場合
⇒従事日数内訳(見込)証明書
過去の試験で受験票を受け取った場合
⇒証明書提出済申出書
引越しなどにより受験申込書と他の書類の住所が異なる場合
⇒戸籍抄本または戸籍の個人事項証明書(外国籍の方は住民票)

提出書類のなかには勤務先の施設に作成してもらう書類もあるので、提出期限ギリギリにならないように余裕を持って用意しましょう。

介護福祉士国家試験の試験日

第39回試験(予定):2027年(令和9年)1月下旬

受験申し込み受付期間(予定):2026年(令和8年)8月上旬から9月上旬

介護福祉士国家試験の試験会場

筆記試験(35試験地)

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

実技試験(2試験地)

東京都、大阪府

介護福祉士国家試験の試験科目

筆記試験

①人間の尊厳と自立、 ②人間関係とコミュニケーション、 ③社会の理解、 ④介護の基本、 ⑤コミュニケーション技術、 ⑥生活支援技術、 ⑦介護過程、 ⑧こころとからだのしくみ、 ⑨発達と老化の理解、 ⑩認知症の理解、 ⑪障害の理解、 ⑫医療的ケア、 ⑬総合問題

厚生労働省は、介護福祉士の国家試験のルールを見直し、2025年度より「パート合格」を導入する方針を決定しました。

現在の試験科目である全13科目を3分野に分割し、初回の受験で全科目に合格できなかった場合、2回目の受験以降は不合格の科目のみを受験できる仕組みです。
合格した科目はその後2年間免除され、段階的に資格を取得できるようになります。
ただし、合格の有効期限が切れた科目は再受験が必要となります。

詳しくは下記にまとめていますのでご覧ください。
関連記事:『【NEWS】介護福祉士国家試験に「パート合格」を導入へ

実技試験

介護等に関する専門的技能
※参照元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター『介護福祉士試験概要』
※第37回2025年(令和7年)試験より、実技試験は廃止されました。

介護福祉士国家試験の試験内容

介護福祉士国家試験の筆記試験はマークシート方式で1問1点、11科目から125問出題され、60%以上の正解 + 全科目で1問は得点することで合格となります。
細かい試験内容や過去の試験問題を下記のページにまとめましたのでご参照ください。
関連記事:『介護福祉士試験問題の内容は?

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介護福祉士国家試験に落ちる人に共通する3つの特徴

介護福祉士国家試験に落ちる人には、以下のような特徴があります。

1.仕事や家事が忙しく、勉強時間が足りていない
2.実務経験のない科目に取り組めていない
3.用語や制度の違いを理解していない

介護福祉士試験の範囲は膨大なため、仕事や家事の合間だけで勉強するのは難しいでしょう。

また、病院で働いている方などもデイサービスや居宅サービスのことなどは関わりがほとんどないため、理解しにくい点が多いと思います。

取り組む時間が少なく、理解できない科目があるまま試験を受けると、0点科目を作る原因となります。

介護福祉士国家試験に一発で受かるコツ

筆記試験対策のポイント

介護福祉士国家試験では、総得点の60%程度を基準とし、かつ「11科目群」すべてで最低1問は正解することが合格基準とされています。

満点を目指すことが理想ですが、一番の目的は合格ライン以上の点数を獲って資格取得することです。
極力無駄のない効率的な学習方法で勉強し、合格したいものです。

おさえるべきポイントについて紹介しますので、参考にしてみてください。

●具体的な勉強スケジュールと繰り返しの復習
参考書を見て覚えるのではなく、過去問題集を繰り返し解きながら復習する方法をおすすめします。
また、出題数の多い科目から進めると、より合格点に一歩近づきます。

●問題集選びが重要
解説がしっかり書かれている問題集を選ぶと良いでしょう。
間違った理由が明確に分かれば理解も深まるはずです。

●モチベーションの維持
合格後の自分をイメージしながら、日々の勉強を実施してみてください。
そうすることで、勉強しているときのモチベーションの違いが出て、維持できるはずです。

●正解を導くちょっとしたコツ
5肢択一式のマークシート方式を活かしましょう。
明らかに不正解だというものを省いていき、選択肢を少なくする。正解率を高めるちょっとしたコツです。

より効率的かつ確実に筆記で合格したい方には、スクールで開講されている受験対策講座の受講をおすすめします。
勉強の進め方や問題を解く際のコツ、本番を想定した模擬など、万全な準備で受験することができるでしょう。

費用面、スケジュール面で受講が可能な方は、合格率をより高める方法として検討されてみてはいかがでしょうか。
以下に介護福祉士受験対策講座をまとめましたのでご参考ください。
※時期により開講していない場合もあります。最新のスケジュールは、資料などをご確認ください。

〇通信講座費用例

通信講座名 スクール名 期間 価格(税込) 資料請求
介護福祉士受験対策講座
(直前対策講座)
三幸福祉カレッジ 約2ヶ月 11,000円 資料請求

〇通学講座費用例

通学講座名 スクール名 期間 価格(税込) 資料請求
介護福祉士国家試験受験対策講座
(オンライン学習あり)
藤仁館医療福祉カレッジ 約6ヶ月 170,500円 資料請求
介護福祉士受験対策講座
(全11回)
ケアスクールリエゾン 約5ヶ月 66,000円 資料請求

介護福祉士受験対策講座は下記リンクからも資料請求ができます。

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実技試験対策のポイント

第37回2025年(令和7年)試験より、実技試験は廃止されました。
ここでは、過去の実技試験対策のポイントを記載しています。

第29回(2017年1月)より、実務者研修の修了が必須となったことで、実技試験は事実上廃止となっています。
そのため、実務ルートで受験する場合には実技はありません(筆記のみ)。
※注)福祉系高校卒ルートと経済連携協定(EPA)ルートの方は受験コースの選択によって実務を受ける必要があります。
過去の実技について紹介しますので、受験される方は参考にしてみてください。

●繰り返しの実践
実技本番で余裕を持てるよう、家族や知人、友人などを相手に何度も繰り返し実践してみてください。
※注)危険行為をしないように。(患部の扱い方、患側への注意を心がける など)

●元気のよいコミュニケーションを心がける
試験官に良い印象を与えるため、行動をする度に確認、同意を得ながらの介助を心がけるようにしましょう。

●問題文の理解力を高めるトレーニング
緊張の中でもスムーズに実施するため、「どのようなシチュエーションなのか」「登場人物の名前は?」「介助者はどんな状態でどのようなことをしてあげるのか」、また「注意すべき点はなにか」など、問題文を見て理解するトレーニングを実施してみるとよいでしょう。

整理することで、気持ちにも余裕が生まれ、良い結果につながるのではないでしょうか。

●実技試験の流れを想定した練習
できる限りスムーズに実技試験を受けられるかもポイントです。
試験前に実施すること、実技試験中に確認、実施しなければならない点をパターン化し、自然に出来るよう準備しましょう。
特に、声掛けは自然に出るようにしておくと良いでしょう。

●試験当日の服装
実技試験時の服装は自由ですが、介護者としてさわしくない服装(派手な服装や、動きを妨げる服装)は避けましょう。
特に、アクセサリー類は危険物とみなされるので注意しましょう。

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介護福祉士の仕事内容

笑顔の高齢男性と女性介護士

身体介護

身体介護とは、介護を必要とする方の身体に直接触れておこなう介助サービス全般のことです。具体的には、食事介助や入浴介助、清拭、排泄介助、更衣介助、体位変換、移動介助、外出介助、服薬介助などがあります。

それぞれの要介護者の身体状況に応じて、声かけをしながら身体介護をすることが大切です。

生活援助

生活援助とは、日常生活を送るうえで必要な家事を代行する介護サービスです。具体的には、食事の支度や洗濯、掃除、買い物、薬の受け取りなどがあります。

専門的な視点から、要介護者の状況に合わせた援助をおこなうことが求められます。

社会活動支援

社会活動支援とは、要介護者が社会とのつながりを保ち、社会の一員として安定した生活が営めるようにサポートをすることです。
家族や近隣住民とより良い関係を構築できるよう支援することも、介護福祉士の仕事です。

スタッフのマネジメント

介護に関する知識や経験が豊富な介護福祉士は、施設内のマネジメントやチームケアの役割を担ったり、介護スタッフの指導や育成、業務管理をおこないます。
施設全体でサービスの質を向上して、より良い介護サービスを提供することが目的です。

介護業界で唯一の国家資格である介護福祉士には、介護職のチームリーダーとして活躍することが期待されています。

相談や助言

介護福祉士は専門的な立場から、要介護者とその家族や関係者に対して、介護についての助言や指導をおこないます。具体的には、介護保険や要介護認定に関する相談、介護サービスや福祉用具の案内、今後の介護方針などがあります。

介護福祉士は、介護サービスの相談窓口として、介護が必要な方が自立した生活が送れるよう適切な相談対応や助言・指導をおこなうことが求められます。

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介護福祉士の平均年収

介護福祉士の介護福祉士の平均年収はどれくらい?

勤務先や場所によって年収が変わってきます。
求人情報を参考にすると、介護福祉士の給料は月給(基本給)22万〜30万円程度のようです。
年収に換算すると、340〜400万円程度が相場でしょう。

給料について詳しくは『介護福祉士の給料・年収はどのくらいなの?求人事情も紹介』ページで紹介していますので、併せてご参考ください。

介護福祉士の給料が上がる?

介護職員の人材不足は深刻化しており、その理由のひとつが給料の低さであることがわかっています。
ここでは、政府が定めた介護職の給料アップを図る政策を紹介します。

介護職員処遇改善加算

介護職員の安定的な処遇改善を図るための環境整備、介護職員の賃金改善に充てることを目的とした加算です。
介護サービス事業者が申請を行い、加算の届出をした上で国から報酬を受け取ることになります。

ちなみに、現在介護職員処遇改善加算の申請を行っている事業所で勤務されている場合、給料に処遇改善加算分が含まれているはずです。
求人情報などで見かける『処遇改善加算手当』はこのことです。

加算の種類(2017年4月1日より5種類)によって異なりますが、月額12,000円〜37,000円と決められています。

介護職員等特定処遇改善加算

特定処遇改善加算とは、介護職員の処遇改善を目的に、介護報酬がさらに加算される制度です。

勤続10年以上の介護福祉士に対して、月8万円以上の給与アップ、または年収440万円以上を支払うことが定められました。
これまで介護職は賃金が低く設定されていましたが、政府の制作によって介護職の賃金アップが進められています。

介護職員の給与を月額9,000円ほど引き上げ

岸田総理は補正予算案に計上した1000億円を使い、看護師、介護士、保育士などの『エッセンシャルワーカー』の賃金を、2022年2月より月額9000円ほど引き上げる方針だと発表しました。

また「その後の更なる賃上げについても、安定財源を確保する道筋を含めてしっかりと議論していく」と語っており、2月〜9月までは国費の交付金として支給され、10月以降は介護報酬に組み込まれて恒久化する予定です。

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介護福祉士を目指すメリット

1.より深い介護知識を身につけられる

介護福祉士資格取得を目指して介護経験を積むことで、コミュニケーション技術や医療的ケア、認知症への理解など、介護に関する幅広い知識が身につきます。
そのため、利用者や経験の少ない職員に対して、専門的な観点から具体的なアドバイスができるようになるでしょう。
介護福祉士の資格を取得することで、職場から信頼が得られ、仕事に対するやりがいを感じる人も少なくありません。

2.転職する際に有利になる

人手不足の介護業界において、即戦力となる介護福祉士は、引く手あまたの存在です。
介護福祉士を優遇している施設に転職できれば、キャリアアップや収入アップにつながるでしょう。

3.スキルが証明できキャリアアップにつながる

介護福祉士は介護資格で唯一の国家資格であり、現場で働く介護士の資格としては最上位の資格です。

資格を取得することで「専門的知識及び技術」を有することが証明でき、職場のチームリーダーとしての役割、介護のスペシャリストとしての期待も大きく、介護業界においても重要な位置づけとなっています。

介護福祉士について詳しく知りたい方は、下記ページでご紹介していますので参考にしてみてください。
関連記事:『介護福祉士とは?資格概要・取得メリット・取得方法も紹介

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【介護福祉士試験】よくある質問(Q&A)

介護福祉士になるには、まず何から始めたら良い?

介護福祉士になる方法は、学歴や経歴によって3つのルートがあります。
まずは自分がどのルートを選ぶか決めましょう。

介護施設等で介護士として働きながら資格取得を目指すなら、「実務経験ルート」をおすすめします。

介護福祉士資格と社会福祉士資格はどちらの方が難しいの?

社会福祉士国家試験は問題の難易度が高いため、難易度の高い資格と言われています。
介護福祉士国家試験の過去5年の平均合格率が76.0%に対して、社会福祉士は平均38.4%です。

介護福祉士に受験資格はある?

介護福祉士の試験を受けるには受験資格を満たしている必要があります。
介護士として働きながら介護福祉士を目指す『実務者ルート』では、3年の実務経験 + 実務者研修が必要です。
ルートごとの詳しい受験資格は下記ページでご紹介していますので参考にしてみてください。
関連記事:『介護福祉士国家試験の受験資格

独学でも合格できる?

介護福祉士国家試験は、独学でも合格を狙えなくはない試験です。
ただし、「全科目で1問は得点しなければならない」という合格条件もあるので、勉強に慣れていない方の場合は適切なスケジューリングやテキスト選びが重要になります。

下記のページでおすすめのテキストや勉強のコツをまとめましたので参考にしてください。
関連記事:『介護福祉士試験の過去問・テキストのおすすめは?

介護福祉士試験はどれくらいの勉強したら受かる?

介護福祉士国家試験の合格に必要な勉強時間は250時間ほど必要といわれています。 介護福祉士は国家資格のため、勉強時間の確保と計画的に学習を進めることが大切です。 勉強時間を1日3時間くらい確保できるなら3カ月前から、仕事の合い間に毎日1時間ずつ勉強するなら6カ月前からを目安にしましょう。

介護福祉士試験に落ちたらどうなる?

介護福祉士国家試験に受験回数の制限はありません。試験に落ちた場合、何度でも再受験が可能です。

介護福祉士試験は 簡単すぎ?知恵袋の口コミをチェック!

介護福祉士試験は簡単すぎという噂は本当なのか、yahoo!知恵袋で経験者の口コミを確認してみました。

高齢者介護施設に勤務しています介護福祉士です。

よくある質問ですが、過去の回答の中で…

・勉強しなくても合格した。
・試験の数日前に勉強して合格した。
・簡単だから…。

色んな回答を見受けますが、上記の回答をされてる方は、普段から、業務をキッチリされたり利用者様との関わりなど適切に行われてる結果だと思います。

従って、舐めて掛かりますと間違いなく不合格になりますね。

(参考:yahoo!知恵袋

他の国家試験に比べたら簡単・・っていうことかと
合格率高いですからね

ただ、福祉の歴史や行政などの知識は誰でも一からの勉強です。
介護をやっているから身につくものでもないので、しっかり教科書みて
勉強する必要があります。この辺はあまく見てると試験落とします。

(参考:yahoo!知恵袋

簡単すぎという人は、介護の実務経験を積んだ人に多いようです。
保険制度や行政制度の問題も出題されるため、「簡単すぎ」という噂を信じて勉強などの何も対策しなかった場合、合格の可能性は下がってしまうでしょう。

介護福祉士試験の過去問を勉強してるけど受かる気がしない…

介護福祉士試験は、過去問と全く同じ問題は出題されません。
似たような問題は出ることがありますが、全く同じではなく文言を変えて出題される傾向です。
テキストをじっくり読みこんで、理解を深めた上で過去問を解いていくのがおすすめです。

介護福祉士資格は意味ないってホント?

「介護福祉士は意味ない」と言われる理由として、介護福祉士の仕事内容は無資格の人でもできる仕事内容であることが挙げられます。

しかし 介護福祉士資格の取得には大きな意味があります。

介護福祉士は、介護技術の他にも「介護過程」という介護問題を解決する考え方を学んでいます。
介護過程を学んでいると、身体の状態や疾患、生活習慣などから、支援方法を判断して適切な介護が提供できます。
自身で判断して必要な介護を提供でき、より安全で満足感の高い介護を提供できることになります。

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監修者について

藤井寿和

藤井  寿和 Hisakazu Fujii

静岡県西伊豆生まれ。
●合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
●介護施設 現場支援コンサルタント
●一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会  公認講師
●介護情報誌「TOWN介護Tokyo」  編集長
●NPO 16歳の仕事塾  社会人講師
●株式会社 是眞  編集長

【保有資格】
●介護福祉士
●ホームヘルパー1級・2級
●レクリエーション介護士1級・2級
●社会福祉主事任用資格
●福祉用具専門相談員
●介護予防運動指導員
●音楽健康福祉士
●音楽レクリエーション指導士3級
●防火管理者
●大型自動車1種免許

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